SHSH

ブリュッセルの街全体を練り歩く大きなパレード「ジンネケパレード２００８＝水」のゼンドチームの芸術監督としてエリザベスレバイと有吉睦子（振付け）共に、装置と構成を担当しました。５ヶ月に及んだワークショップの中でどのように子供たちがお話を作り，水のテーマに合わせて，美術や衣装等を作成するかを作り上げていきました。移民地域の子供たちの参加が主でしたので、言葉もいろいろと混ざっていました。そのため表現方法として、ダンスをしながらペインティングをすることにしました。氷山の一角から解けてくるような水をイメージをしたパフォーマンスとなりました。山車は子供たちがスケッチをし、粘度で模型を作った物を参考にし、透ける紙でぐるぐると巻いていった氷山を作成しました。パフォーマンスの後には，真っ白なその氷山がだんだんと子供たちのダンスペインティングでカラフルに染まっていきました。地域社会に貢献できるプロジェクトとなりました。

Group Zendoアートダイレクション　: Shizuka Hariu (SHSH), Elisabeth Lebailly, Luc Mishalle, Jon Bridsong, Pierre Viatour

振付　: Mutsuko Ariyoshi

共同主催　: De Krijtkring, Ecole de Cirque de Bruxelles, La Raffinerie, Charleroi-Danses, Ecole 2 Molenbeek, De Vaartkapoen, IBO